Kyoto Robotics株式会社さま

Kyoto Robotics株式会社は一言で言うと、「知能ロボットコントローラ」の開発を通じて、工場や物流センターの自動化ソリューションを提供する会社です。近年、問題視されている労働人口減少に伴う人手不足、そして重労働を伴う労働環境といった、工場や物流センターが抱える課題の解決に取り組んでいます。

当社は2000年12月に滋賀県で創業された立命館大学発、初のベンチャー企業です。2011年には世界初の本格的な3次元ロボットビジョンセンサを開発、発売しました。現在はその技術を駆使して、自ら目で見て、脳で考え、自律的に行動する知能ロボットの開発にも積極的に取り組んでいます。2018年に、滋賀本社とは別に東京本社を設立しました。その理由は、当社は中国事業を立ち上げたばかりなので、世界進出の入口に近いから、また、日本の大半の大手企業の本社が東京にあるからです。都内でも物流拠点が多い辰巳という地を選びました。

知能ロボットがどのように働くかを、物流センターのピッキングの例でお話ししましょう。従来のロボットの場合、ケースの寸法やパレットなどの情報を事前に登録するという手間がありましたが、当社の製品の場合は画像認識機能により、事前の情報登録の必要がありません。また、ベルトコンベアに流れているケースの中から特定のものを除きたい時に、従来は人が目と脳を使って探し出し、体を使ってそのケースをラインから取り除いていました。当社の製品ならこのような作業を自動で行うことができます。

実際に当社の製品を導入していただいているお客様からは、「5年後の物量増を見込んだ場合、従業員4人分の人員削減効果が期待できます」との感想をいただきました。今後も当社はこのようなお客様を増やしていき、知能ロボットによる労働人口減少問題の解消、重労働や単純労働からの人間の解放という社会的ミッションを果たしていきたいと考えています。

以前は当社でユニフォームといえぱ、作業用のジャケットがあるだけでした。ある時、社員同士で、何かみんなで同じものを身に着けることで士気を高めるというか、心をひとつにするアイテムがほしいね、という話が挙がったんです。ベンチャーっぽく（笑）、ネクタイやパーカーを作ろうかという話も出たんですが、価格的に手軽で5月という季節的なものもあり、まずポロシャツから取り入れることにしました。近年のクールビズの風潮で、ポロシャツならお客様の前に出ても失礼ではないですからね。

会社のロゴマークを刺繍で入れようと考えていたので、インターネットで「ロゴ入りポロシャツ」などで検索。いくつかのサイトを比較してみたところ、ランドマークさんの「ユニフォームタウン」が他のサイトより断然安くて、刺繍もできることが分かったので、ここで注文しようと決めました。

選んだのは、暑い日に着ることを考え、メッシュ素材のドライポロシャツ。ポリエステル100％で吸汗速乾性に優れ、見た目も手触りも爽やかで通気性抜群です。綿100％だと、どうしても洗濯して乾かしている間にヨレッとして型くずれしてしまいますが、ポリエステルならシャキッとした印象なのでいいと思いました。価格は安くても、あまりにもペラペラで安そうに見えるのは困るので、その点も考慮。色はネイビーとホワイトの2色をチョイスし、ロゴマークの刺繍はネイビー地には白、ホワイト地には赤と青の糸で入れました。

サイズはそれぞれの従業員にアンケートを取って集計しました。その際、商品ページに掲載されていた「サイズ別着用スタイル」をアンケートに貼り付けたところ、とても参考になったと好評だったんですよ。当社の従業員には外国人も結構多く、アメリカ、インド、中国をはじめ12ヵ国の人たちがいるので、サイズやセンチだけではなく、実際にさまざまな体型のモデルさんが着た写真が分かりやすかったようです。

ネイビーとホワイトは従業員それぞれが好きな方を選び、片方だけ持っている人も両方持っている人もいます。シュッとして見えるせいか、どちらかというとネイビーの方が人気ですね。今回は1枚目は会社からの支給、2枚目以降の代金は個人の負担としました。内勤の社員は普段は私服なので、これといって着る機会はないんですが、いつか曜日を決めてポロシャツの日を設けようと考えています。

刺繍が仕上がってきた時のみんなの感想は、「普通にいいよね」という感じ（笑）。そんなにびっくりするようなデザインではないので、「おおーっ！」という感じではないですが、そのくらいがちょうどいいのかもしれません。ちょっと外出する時に着ても違和感がないというさり気なさがポイントのひとつですからね。着用感はバッチリで、乾きやすくコスパがいいと満足の声が多かったです。
 
取引先の大きな会社のお客様がいらっしゃった時に、全員が同じネイビーのポロシャツを着て対応したことがあり、「まとまりを感じていいね！」と言っていただきました。「この会社、きちんとしていそうだな、期待できそうだな」という印象を少なからず与えることができているのではないかと思います。みんなで同じものを身に着けることで士気を高める、心をひとつにするという目的はしっかり達成してくれていますね。